愛南町指定防災教育研修会(11月30日、金曜日)
2018年12月3日 08時44分平成29・30年度愛南町指定防災教育研修会を
一本松小学校及び中学校で開催しました。町内
外の多数の先生方を始め、保護者・地域の方も
御来校いただいた中で、研究授業、研究発表、
防災劇、全体会(研究協議、講演)を行いま
した。
研究授業では、2年生の総合的な学習の時間
で、「地震だ!一緒に逃げろ!」の題材のもと、
登校途中等に地震が起きた時にどのようなこと
が想定されるか、地域の方々と一緒に避難する
にはどうすればよいか等、地区ごとにグループ
で熱心に話し合い、積極的に発表していました。
昼食後、アトラクションとして、3年生の防
災劇を披露しました。演技者はもちろん、スポ
ットライトや音響の係りの生徒が協力し合い、
3年生全員がすばらしい劇を披露しました。御
覧になられた方々から盛んな拍手と称賛の言葉
をいただきました。
全体会では、研究協議の後、慶應義塾大学准
教授の大木聖子先生から御指導を、講演では、
元女川中学校教諭の佐藤敏郎先生から「3.11を
学びに変える」と題しての講演をしていただき
ました。大川小学校の話をもとに、「救えた命、
救うべき命、救ってほしかった命、あの時に子
どもたちを守ることができたのは先生だけ。
3.11は終わった過去ではない、学びとなって未
来を作る過去だ。」等、佐藤先生のたくさんの
言葉の中から、子どもたちの命をあずかってい
る教職員が、防災教育に真剣に取り組む責任が
あるということを痛感しました。