救急救命シミュレーション訓練研修 2025年10月31日 06時00分 今年で4回目となる「救急救命シミュレーション訓練研修」。今年も2つの事例で行いましたが、その前に、愛南消防署員によるデモンストレーションを見学しました。消防署員の皆さんの迅速な対応は、見ているだけでも大変参考になりました。 その後、2つの事例で、事故発生後の通報、AEDを使っての心臓マッサージから救急車に引き継ぐまでの訓練を、生徒と教職員が協力して行いました。現場での対応と同時に、職員室が本部となって必要な指示や家庭等への連絡を行う訓練も行いました。 事例①「昼休みに体育館で遊んでいた生徒が突然倒れる」 事例②「部活動中にソフトテニス部の顧問が突然倒れる」 2つの事例を行った後、振り返りの時間を持ちました。今年の訓練は、「課題を見つける訓練」ということで取り組みました。「生徒は、もっと良い方法はなかっただろうか?」という観点で振り返っていました。 傷病者に『「がんばれ!」と声を掛けたり、心臓マッサージをしている生徒に、手拍子でリズムを刻んで応援したりすると、AEDからの音声の妨げになるので控えた方が良い。』という冷静な意見もありました。 3回目となる3年生は、昨年度までの経験を生かした取り組みができていました。自分たちにできることを考え、1,2年生を動かし、AEDを併用した的確な心臓マッサージを行うことなどなど…。経験することの大切さを感じました。